オーダーメイド
ヴィルフランシュ=シュル=メール

もう一度行きたいといえば…
コート・ダ・ジュールの小さな港町

ヴィルフランシュ=シュル=メール
By Ernmuhl - Letzebuergesch Wikipedia,
CC BY-SA 3.0, Link
いろいろな国や都市へ仕事やプライベートで行きましたが、未だに旅行会社スタッフとしての自分に「もう一度どうしても行きたい」と思わせる所、それはフランス、ニース近郊のヴィルフランシュ=シュル=メール。初めてヨーロッパへの添乗で訪れた町の一つです。
その時の日程は。。。空路ヴェネツィアに入り4泊。夜行の寝台列車でニースに移動し、そのままヴィルフランシュ=シュル=メールへ入り4泊。再びニースに移動し夜行の寝台列車でバルセロナへ移動し、バルセロナの市内観光をして夜のフライトでセビリアへ入り3泊。そこからは陸路でコスタ・デル・ソルのフエンヒローラへ入り3泊。陸路でマラガへ移動し空路パリへ入り3泊。そして帰国という長い日程。
4月中旬から5月のゴールデン・ウィークを過ぎたあたりまでの3週間でしたので、ヴェネツィア到着時はまだ春先で少し肌寒かったのですが、その次のヴィルフランシュ=シュル=メールではすでに初夏の爽やかさを感じたことを覚えています。
日程に入っていた一大観光都市のヴェネツィアやパリはもちろん、訪れたどの都市もそれぞれ個性があり素晴らしく思ったのですが、唯一
「初めて聞く名前なのに、こんなに贅沢なヴァカンスを過ごせるところがヨーロッパにはあるのか?」
と思わされた町がヴィルフランシュ=シュル=メールでした。
水深が深いためかつては軍港として利用されていたことがあり、現在では大型クルーズ船が寄港するフランスの重要な港のひとつ。そのおかげで日本からの観光客が多く訪れるようになりましたが、当時はほぼ日本人に会うことはありませんでした。
ではヴィルフランシュ=シュル=メールのなにが、旅のプロである旅行会社スタッフに「もう一度行きたい」と思わせるのか?その理由を3つ挙げてみます。

もう一度行きたい理由1 Welcome Hotel

Welcome Hotelは自動車の通行が制限されている旧市街の海岸通り沿い、そこに広がるアメリ・ポロネ広場に面した4つ星ホテル(訪れた当時は3つ星)。ヴィルフランシュ=シュル=メールにもう一度行きたい最大の理由は「このホテルに宿泊したい!」からです。
この小さなリゾートに初めて訪れた時は70名近いグループを引率してのこと。どのホテルも全員が宿泊できる規模ではなく、3つの姉妹ホテル(Welcome、Velsailles:3つ星、Provencal:2つ星)への分宿となり、自身はこのうち最もグレードが低いHotel Provencalに宿泊。オーガナイザーはじめわずかな人数だけが姉妹ホテルの代表格Welcome Hotelに宿泊したのです。それぞれ個性があり良いホテルですが、やはり港にいちばん近い旧市街に建つWelcome Hotelは利便性、客室、レストラン全てにおいて他の2つを抜きんでた格別のホテルでした。毎日賑やかな広場を見下ろすように建ち、目の前にはジャン・コクトーが壁画を描いたサン=ピエール礼拝堂が建っています。週末には広場で蚤の市が開かれ、ヴィルフランシュ=シュル=メールの魅力が凝縮されたエリアで過ごせるホテルです。自由時間中の昼食に利用したレストランで頼んだSoupe de poisson(魚介のスープ)は、団体食とは違う初めて食するフランスの味でした。この時「次回は必ずWelcome Hotelに宿泊するぞ」と思いながら、いまだに訪れることが出来ていません。
そして訪れたころにはなかった新たなホテルのアクティビティとして、ホテル所有の8人乗りヨット「オルフェ」のレンタルクルーズがあります。船長が操縦する半日(770ユーロ)又は1日(1150ユーロ)クルーズをレンタルすることが出来、サン=ジャン=カップ=フェラとそれに続く美しいコート・ダ・ジュール海岸を洋上から楽しむことが出来ます。1~2名で楽しむには少々高額ですが、人数がまとまればトライしてみたいコート・ダ・ジュールのアクティビティのひとつとして体験する価値はあると思います。

もう一度行きたい理由2 南仏観光、アクティビティの拠点

バラエティに富んだショッピングを楽しむことができ、またオプショナルツアーの発着地でもあるニースは南仏観光の拠点として便利です。そのニースへはわずか2駅、所要時間は8分。ヴィルフランシュ=シュル=メールはニースに代わる滞在拠点としての利用価値があります。
ニースはコート・ダ・ジュールの立派なリゾートながら、中心が少しごみごみした感は否めません。どちらかというとパリなどの大都市寄りのため、個人的にはもう少し小振りでのんびりしたリゾートでヴァカンスを楽しみたいと思います。その点ヴィルフランシュ=シュル=メールなら旧市街は車の乗り入れが制限されていて、かつ町の魅力はこの旧市街に凝縮されています。
ニースへ観光に出かけることが容易ながら、それ以外の時間はゆったりとしたヴァカンスを楽しむことが出来るリゾートです。
ヴィルフランシュ=シュル=メール 2
By User:Vmenkov - Own work (own photo),
CC BY-SA 3.0, Link

もう一度行きたい理由3 何もしない贅沢

高級別荘地として知られているヴィルフランシュ=シュル=メールには、数多くの著名人の自宅や別荘があります。また旧市街と湾は「自然のセット」として多くの映画作品やビデオ、TVコマーシャルに登場しています。映画「007ネバーセイ・ネバーアゲイン」、古くはアルフレッドヒッチコック監督の「泥棒成金」、レオマッケリー監督の「めぐり逢い」などはヴィルフランシュ=シュル=メールが舞台となっています。小さなリゾートながら風光明媚、多くの人が別荘地として認めるだけの理由がそこにはあります。
そんなコート・ダ・ジュールでヴァカンスを楽しむには、あれこれアクティビティをこなす必要はありません。ここの住民にならって海岸通りを散策し、そこに並ぶカフェやレストランで美しい港と湾をながめながらゆったりと時間を過ごし、シーズンならビーチでのんびりと過ごす、それが本当のヴァカンスです。ニースと反対方向のモナコへ出かければ、カジノをメインとしたナイトライフを楽しむことが出来ます。
可能であれば1泊だけではなく数日滞在してみてください。きっと日を追うごとにヴィルフランシュ=シュル=メールの魅力を発見することが出来るでしょう。
パリやマルセイユ、あるいはその他の国や都市と組み合わせたヴィルフランシュ=シュル=メールでのヴァカンスを楽しむプランは、オーダーメイドにてご案内します。予算、予定に合わせて調整が可能ですので、見積もり依頼フォーム、又はメールにてご要望を添えてお問い合わせください。

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