コーカサスの修道院めぐり 10泊11日
サンプル日程
有名なコーカサス山脈と、トルコとロシアの間に位置する黒海に面した国としてひそかに知られてきたジョージアは、ついにその扉を開き、徒歩や乗馬でしかアクセスできない素晴らしい風景の中心にライダー達を誘います。ここには、障害のないオープンスペースと無限に広がる牧草地、古代の森林、長きにわたり忘れ去られた修道院があります。
この乗馬は、辿りつくことが困難な山の避難所、古代宗教的モニュメント、あるいは猿人類ホモ・エレクトゥスの最も古い痕跡を残している考古学的遺跡などをめぐる、ヨーロッパからさほど遠くない世界の一端にあるこの国での、時間を遡る乗馬です。
日本発着の航空券と併せて承ります。
ツアー前後の宿泊、他国、他都市への宿泊や観光など周遊プランとしてのご案内も可能です。
見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
サンプル日程・宿泊
1日目 トビリシTbilisi
トビリシに到着 ホテルへご案内します
夕食は各自
宿泊 ホテル
2日目 トビリシTbilisi
朝食: ホテルにて
10:00にガイドがお出迎え 旧市街をご案内します
昼食・夕食は各自
3日目
朝食: ホテルにて
8:00に車で出発して約1時間 馬とガイドが待っているジョルジョシヴィリJorjiashvili村近くへ
到着後 乗馬の準備
最初は平野や丘のふもとにある樫の森へ
そして 背の高い草と多彩な植生の牧草地を進みます
その後 アルゲティーAlgeti川を渡り小さな町テトリツカロTetritskharo:白い春に向かいます
昼食はアルゲティーAlgeti川の堤防でピクニックランチ
午後 グダレヒGudarekhi村の丘に上がり 16世紀の塔とアルゲティーAlgeti川の峡谷の息を呑む美しい景色を眺めます
**1日約5時間の乗馬**
4日目
朝食: キャンプにて
朝食後 周囲を散策しながらグダレヒ村の美しい風景を写真撮影します
その後 グダレヒGudarekhiの修道院へ向けて ブナの森林の中を約1時間進みます
この12世紀建造の修道院は 美しい色の壮大な鐘楼があり 今は閉鎖されています
昼食時には 修道院の周囲にあるクルミ園を探索する時間があります
午後 ブナの森と大きな夏の牧草地を進みます
途中 羊や他の家畜の群れに出会うかもしれません
一日の終わりに アイバノーブカIvanovka村に到着
天気が良ければ ベディアニBediani湖近くでキャンプ 強風の場合は民泊となります
**1日約5時間の乗馬**
5日目
朝食: キャンプにて
午前 森と牧草地を駆け抜け丘をいくつか通り過ぎ メンカリシMenkalisi村周辺へ 到着後昼食
昼食後 壮大な景色を形成する南コーカサス山脈の斜面を登ります
その後 谷に到着し木々と野生の草の広がりを通って反対側に降りていくと 木々の間にピタレッティPitareti修道院の塔が現れます
この修道院は ずっと閉鎖されていたが最近になって修道士が管理しています
ファサードの彫刻は美しく 内壁にはまだ多くのフレスコ画がそのまま残っています
この壮大な修道院が印象的に見える場所でキャンプ
**1日約6時間の乗馬**
6日目
朝食: キャンプにて
朝 ピタレッティを出発します
ご希望により 7世紀に作られ17世紀に復元された秘密地下通路にご案内します
クラミKhrami川を渡り林道や放牧地を進んだ後 アゼルバイジャンの村ダルバジDarbasiに近い泉でピクニックランチ
午後 夏の終わりまでデイジーで覆われる草原と森の間を進みます
また ポピーによる赤い斑点が付いた小麦・豆・トウモロコシの畑地域を進みます
その後 遠くにある2つの川が交差する火山台地に要塞と教会が見えてきます
ここは ジョージアで最も重要な要塞のひとつであったパタラ・ドマニシPatara Dmanisiです
その後 かつてはシルクロードの一部だった古い道路を下って渓谷の谷底に到達し マシャベラMashavera川沿いにある樹齢約100年のクルミの木の下を散策
そして パタラ・ドマニシPatara Dmanisiに戻り 川を渡り旧市街の壁に沿って進みます
息を呑むほどの景色を楽しめる 歴史あるゲストハウスでジョージアの伝統的な夕食をどうぞ
**1日約6時間の乗馬**
7日目
朝食: ゲストハウスにて
朝 世界的に有名なドマニシの考古学的サイト 中世の城壁が残る市街 3つの6世紀の聖堂を訪ねます
近くでは ヨーロッパで最も古いホモ・エレクトゥスの骨が発見されました
それは およそ170万年前のものと推定されています
ここでは 最初のヨーロッパ人の住居跡 20万年前のホモ・サピエンスの骨 旧石器時代の遺跡などを見ることが出来ます
ゲストハウスに戻って昼食後 乗馬に戻ります
小さな村Ukangori近くでキャンプ
**1日約2時間の乗馬**
8日目
朝食: キャンプにて
朝食後 森林と夏の牧草地の間をボルニシ・ザイオンBolnisi Sioniへ向けて出発します
森の出口にある小さな町ポラダウリPoladauriに到着し昼食
午後 ポラダウリ川を渡り キャンプを開設する聖テヴォルデ教会の遺跡に向かいます
**1日約6時間の乗馬**
9日目
朝食: キャンプにて
朝食後 谷に達するまでアカシアと草地の森を駆け抜けます
この谷は 12世紀にさかのぼるツグルガシェニ修道院とジョージア最古の大聖堂 4世紀のボルニシ・ザイオンBolnisi Sioni大聖堂へ続いています
この教会は 元の形をとどめた最古の例で(トランセプト:横断廊はありません)12世紀の鐘楼があります
ボルニシ・ザイオンBolnisi Sioni大聖堂の庭園でのピクニックランチ後 ポラダウリとマシャベラ川を渡る乗馬を再開します
その後 丘と小麦の畑を通ってIdveli村へ
クラミKhrami川のほとりまでは歩いてすぐのこの場所でキャンプ
**1日約5時間の乗馬**
10日目
朝食: キャンプにて
朝食後 クラミKhrami川を渡って丘を登り 小麦畑を渡ってサムスヴィルデSamshvildeに到着
クラミ川の渓谷を支配していた都市の遺跡や 古代の要塞を探索します
サムスヴィルデSamshvildeでの昼食後 ツィンツカロTsintskaroへ
その後 平原を通り過ぎてアルゲティーAlgeti川を渡り 谷のふもとにあるジョルジョシヴィリJorjiashvili村の厩舎に到着
車でトビリシに戻る前に ここで馬に別れを告げます
その後 地元のスパを訪れ リラックスした硫黄泉と東洋のマッサージ(オプション)をお楽しみください
乗馬後のリラクゼーションにおすすめです
トビリシに到着後 地元の料理とワインとともに ジョージ王朝伝統のフェアウェルパーティーを開催します
**1日約5時間の乗馬**
11日目
朝食: ホテルにて
朝食後 空港へお送りします
乗馬レベル
この乗馬に参加するには、経験豊富なライダーであることが条件です。3スピードで快適に、かつ10分のギャロップを1日数回、また様々な地形を乗りこなすことがとても重要です。
1日平均30kmを移動します。
宿泊
1〜2日目及び最終日は、トビリシの歴史的中心部にある、快適でモダンなホテルに宿泊。各客室には専用バスルームを完備しています。
トレッキング中は、テントまたは地元のゲストハウスで夜を過ごします。これは地元の人達と時間を共有できるチャンスです。
キャンプではシャワーはありませんが、多くの川があるので便利です。川に流すことが出来る生分解性の石鹸、寝袋、マットレスを用意します。
食事は、オーガニックで上品な地元産の伝統料理を味わうことができます。
昼食はランチボックスをサドルバッグに入れて、またスチュワードシップチームが用意するピクニックなど、様々な形で提供します。
夜はキャンプファイヤーを囲んで、又はターブル・ドットの夕食をご用意します。
食事時はボトルウォーター、フルーツジュース、地元のワイン(赤と白)、地元のブランデー、紅茶、コーヒー、ミルクをご用意します。