サンプル日程
トルコのほぼ中心部に位置するカッパドキアCappadociaは、火山の噴火や自然浸食によって、まるで月世界の石の迷路のような独特の風景を形成しています。カッパドキアという名前は、ペルシャ語の「カタツカKatpatuka(美しい馬の国の意味)」に由来しています。
馬に乗ってこの地域を探検することは、妖精の煙突(奇岩)、地下都市、古くからの伝統がある村の中心部に掘られた岩窟教会や、大聖堂の隠された秘密を探し出す冒険です。
時には砂漠、時には緑豊かな、さまざまな渓谷による強いコントラストは、ライダーを魅了します。アナトリアAnatoliaの中心にあるカッパドキアには、春から秋に至る素晴らしい景色があり、ピンク色から黄色、緑色までの様々な色があります。馬のリズムに合わせて、この妖精の煙突と岩の彫刻の非日常的な風景の中を周遊する乗馬です。
日本発着の航空券と併せて承ります。
ツアー前後の宿泊、他国、他都市への宿泊や観光など周遊プランとしてのご案内も可能です。
見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
料金/出発日Check
サンプル日程 宿泊
1日目 カイセリKayseri〜アヴァノスAvanos
カイセリKayseriまたはネヴシェヒルNevsehir空港に到着。
約1時間15分のカッパドキア、アヴァノスAvanosへお送りします。
カイセリは古代カイサリア、ティベリウス治下のカッパドキアのローマ帝国の首都でした。
宿泊は中央の中庭を囲むように配置されている改装したオットマンハウス、専用バスルーム付きの快適な客室です。
自由夕食
宿泊 オットマンハウス
2日目 アヴァノスAvanos〜オルタヒサルOrtahisar
朝食: オットマンハウスにて
馬を少し試した後、午後、アヴァノスAvanosを出発します。
トルコの古代トログロダイトの住居の間を、ミネラルウォーターの水源があるチャヤルÇayağıl渓谷に沿って進みます。
そして、カッパドキアで最も高い妖精の煙突があるバールデレBağlıdere渓谷(ラブバレー)を進みます。これらの柱は高さ約10mで、自然現象の浸食により柔らかい凝灰岩の下部で構成され、短い部分は硬い玄武岩の「キャップ」によって形成されています。
その後、高原をチャヴシンÇavuşin村に向かって走り、ギュルデレGüllüdere(ピンクバレー)、クズルチュクルKızılçukur(レッドバレー)など、カッパドキアで最も壮大な景観の谷の迷路を見出します。
そして、遠くにオルタヒサルOrtahisarの印象的な岩峰が見えてきます。
1日4時間の乗馬
3日目 オルタヒサルOrtahisar〜ジェミルCemil
朝食: ゲストハウスにて
トログロダイトの住居がたくさんあるオルタヒサルOrtahisar村を横切った後、パンジャルルックPancarlıkとゴメダGomedaの谷を巡ります。
そして、ワイン生産者たちの小さな小道を通り、ケシュリクKeşlik修道院に到着後見学。
その後、ムスタファパシャMustafapaşaへ。
1日5時間の乗馬
4日目 ジェミルCemil〜カラインKarain
朝食: ゲストハウスにて
タシュクンパシャTaskinpasa村へ向かう間、妖精の煙突の間を進みます。
その後、標高1800mのホドゥルHodul山の高原に登ります。
そこからは、カッパドキア地方を支配する古代アルジーArgée山である、標高3916mのエルジェスErciyes火山の息を呑むような景色を眺めることができます。
この火山とその双子のハッサンHasan山の泥と灰が、このような見事な浸食を伴ってカッパドキアの柔らかい凝灰岩土壌を形成しました。
穀物畑、アプリコット、サクランボの果樹園を通って、トログロダイトの村カラインKarainに到着します。
そこから短い移動ののち、ユルギュップÜrgüpに到着。
1日5時間の乗馬
5日目 カラインKarain〜サルヒドゥルSarıhıdır
朝食: ゲストハウスにて
今朝のルートは、山の中腹にあるボヤルBoyalı村の庭園の間を通り、トプスTopuz高原に登ってソフラSofular村に到着します。
その後美しい道をたどって、全長1200km、トルコ最長の川で「赤い川」の意味を持つクズルウマルクKızılırmak川のほとりの村サルヒドゥルSarıhıdırに到着します。
そこから短い移動ののち、アヴァノスAvanosに到着。
1日6時間の乗馬
6日目 サルヒドゥルSarıhıdır〜バイラムハジュルBayramhacılı
朝食: オットマンハウスにて
再びクズルウマルクKızılırmak川のほとりに沿った道を進み、この乗馬のハイライトであるバイラムハジュルBayramhacılı温泉へ向かいます。
水温38度での忘れられない体験です。
その後、アヴァノスAvanosに戻ります。
1日5時間の乗馬
7日目 サルヒドゥルSarıhıdır〜アヴァノスAvanos
朝食: オットマンハウスにて
再びトログロダイトの家々の間を通ってギョイヌックGöynük川沿いの小道に戻り、オズコナックOzkonakに到着。
ここは地下都市としてよく知られています。
その後、カッパドキアの渓谷のパノラマが印象的な標高1700mのイディスIdis山に向かって走ります。
1日6時間の乗馬
8日目 アヴァノスAvanos〜カイセリKayseri
朝食: オットマンハウスにて
朝食後、フライトスケジュールにあわせてカイセリKayseriまたはネヴシェヒルNevsehir空港にお送りします。
乗馬レベル
この乗馬は、3つの歩法すべてにおいて快適でなければならず、毎日5~6時間、30~40kmの騎乗が可能な方向けです。主なペースはウォーキングなのでペースは穏やかですが、それでも1日に数回のギャロップが可能な地形です。
時にはでこぼこした地形のため、馬から降りることが必要になる場合があります。参加者には、馬に鞍を付けたり、鞍を外したり、馬の手入れをしてもらいます。
宿泊
この乗馬ルートは周回コースですが、アヴァノスでは、中庭、トログロダイトのダイニング ルームを備えた伝統的なオットマンハウスに4泊します。客室は専用バスルーム付きのダブルまたはトリプルルームです。
その他は地元の小さなゲストハウスに宿泊します。バスルームは共用です。
毎晩、宿泊施設までの短い送迎サービスが行われます。
含まれるもの
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日程中の乗馬プログラム、英語ガイド代
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日程に記載の宿泊代(2名1室)
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日程中の全食事代(1日目の夕食を除く)
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空港/オットマンハウス間往復送迎料金