This is Wimbledon!

ウィンブルドン観戦記2
This is Wimbledon!

Wimbledon Packages

ウィンブルドン観戦記2
This is Wimbledon!

ウィンブルドン・エクスペリエンスをそのまま体験 視てきました

↓サムネイルをタップで拡大↓

5日目…2010年6月 @ウィンブルドン

朝起きて、朝食、身支度を済ませて、ウィンブルドン2日目がスタート。

お天気は少々曇り気味の中、Southfield駅まで移動。昨日と同じく、ややナダルがシャトルバスの乗車場所に案内してくれる。 昨日よりもホテル出発を少し遅くして、Southfield駅にはお昼近くに到着。ちょうど道が混雑して、なかなかシャトルバスが来ない。駅前にいた彼も乗車場所まで来て、トランシーバーでドライバーに連絡しながら、待っている我々を気遣ってくれた。

ようやくシャトルバスが到着し、クラブハウスに向けて出発。走り出すと渋滞しているというほどでもなく、所要時間は昨日とさほど変わらず、クラブハウス前に到着。

フロントで、本日のセンターコートのチケットを受け取る。すぐにビュッフェランチを、今日はテラス席で頂くことにした。 異国のマダムが、空いてるからどうぞ、と親切に声を掛けてくれた。3人が陣取るテーブルの半分に、残った先客のお皿とグラスをスタッフに片づけてもらって着席。 足元は、青々としたふかふかの芝生。時折見せる青空のもとでビールを一杯。そしてランチをいただく。メニューが前日と同じなのは少々残念。美味なので、まぁ好しとしておこう。

食事を済ませて、ウィンブルドン会場に行く前に、友人にお別れの挨拶をしておこうと、ギャツビー・クラブ内を探す。 彼もスタッフとランチ中。明日早々にエディンバラへ発つなどしばし歓談するなか、午後のGatsby Clubでのアフタヌーン・ティーに招待してくれた。観戦もあるだろうから、もしよければと、気遣いながらの誘いに是非是非の気持ちでいっぱいだった。13年ぶりの贅沢なサプライズ。 午後の楽しみが一つ増えた。

クラブハウスに戻る時間を約束して、ウィンブルドン会場へ。

The Wimbledon Experience シャトルコーチ The Championship Club 1 The Championship Club 2 ウィンブルドン センターコート 2 The Gatsby Club 1

ウィンブルドンにはチケット・リセールというシステムがあり、試合途中で帰る観客が各所に設置されたボックスに、ボランティアで自分のチケットを入れて帰る。このチケットを、夕方5時以降5ポンドで再販売するというシステムだ。

入場券だけ購入してこのチケット・リセールを利用する人も多く、運良くショーコート・チケットを購入できれば、センターコートやNo.1、2コートで格安に観戦できる。大会2週目あたりから好カード率アップで、かなりお得。が、あくまでも運次第。

待ちに待ったセンター・コートへ入場。

Ladies' Singles Quarter-finals

2009年からシートプランが変わり、シートの座り心地も以前と比べて格段に良くなった。今回購入したチケットの場所は、以前のチャートの27番エリア(今年は316番)、ロイヤルボックスの斜め後ろだ。

この日は女子の準々決勝。第一試合はKim CLIJSTERS vs Vera ZONAREVA。第二試合は第一シードのSerena WILLIAMS vs Na LI。 第一試合の終盤にさしかかった頃入った。場内は「Come on, Kim!」9対「Come on, Vera!」1。ほどなくZVONAREVAの勝利が確定。残念Kim。 オーロラヴィジョンでは、No.1コートの結果が映し出されたが、なんと第二シードのVenus WILLIAMSが負けたとの結果が・・・。女子は今年も波乱のようだ。Serena WILLIAMSは危なげないプレーで快勝。

そろそろ約束のお時間。クラブハウスに戻るとしますか。。。

The Gatsby Club 2
賑わうギャツビー・クラブ

アフタヌーン・ティーにお招き頂き、いそいそとクラブハウスへ。 友人が私たちを見つけるや否や、興奮気味に、ちょうど今、サッカーワールドカップの日本対パラグアイ生中継中で、日本人を含めて手の空いているスタッフがみんな観戦中だから一緒にどうか・・・とチャンピオンシップ・クラブへ。

既にクローズされてがらんとしたチャンピオンシップ・クラブに、こちらのクラブハウスのスタッフや送迎スタッフ大勢が休憩中の様子。視線は大きなスクリーンに釘付け。画面一杯に試合の模様が映し出されていた。 アフタヌーンティーも気になるが、日本代表も気になる。ここは遠慮なく、イギリス人のお言葉に甘えてサッカー観戦させて頂くことに。終わる頃アフタヌーンティーを準備するからGatsby Clubでと。私たちのために一番前に席を取り、飲物まで用意してくれるサービス。さすがのホスピタリティ。

ウィンブルドンに行こうと決めた時から、時期が重なることは承知していた、4年に一度のサッカーワールドカップ。前哨戦の様子から、今年はウィンブルドンに集中できるという思い込みは良い意味で裏切られた。 結果、ウィンブルドンのクラブハウスでサッカー観戦?なんという珍事だろう。90分で決着がつかず延長戦。それでも決着がつかずPK戦へ。残念ながら日本は負けてしまった。

スタッフから「残念!」と、慰めと励ましの声が。がっくりと肩を落としながら、隣のGatsby Clubへ。かなりお待たせしてしまった。友人の予想では、PK戦になったら日本に勝ち目はないと。その通りの結果だった。

午後のティー・タイムを楽しむ人で、クラブ内は賑わっていた。気持ちを切り替えて、アフタヌーンティーを楽しもう。紅茶よりはPimm'sやシャンパンを、懐かしい話とともに。サプライズ&サプライズで思い出深く、とてもとても楽しいひとときだった。

また再会することを約束し、友人と別れて再びセンター・コートへ。 今日の試合は全て終了。観客も少なくなっていたが、Martina NAVRATILOVA & Jana NOVOTNAペア vs Conchita MARTINEZ & Nathalie TAUZIATペアのエキシビジョン・マッチが行われていた。こんな機会はなかなかない。笑いの絶えないユニークな試合を、じっくり最後まで観戦。Martina NAVRATILOVA & Jana NOVOTNAペアの勝利を確認して席を立つ。

トラディショナルアフタヌーンティー エキシビジョンマッチ ウィンブルドン オフィシャルシャンパン
ロンドン最後の晩餐

会場内のBandstandでは生演奏。Champagne & Pimm's Barで、セレブと思しき紳士淑女がグラスを片手に談笑。なんてウィンブルドンらしい光景。 そこで真似るのは似合わないので、ウィンブルドン・ロゴ入りのオフィシャルシャンパンを購入して、ホテルの部屋で観戦の余韻とともに味わおう。 ホテル最寄のFullham Broadway駅構内にあるスーパーで、デリカを見繕ってシャンパンの肴に。ホテルの部屋でロンドン最後の夕食。昨晩の失敗が、いい教訓になった。

明日はエディンバラへ移動し、一路セントアンドリュースへ。 ウィンブルドン・エクスペリエンスと同じくキース・プラウズ社のジ・オールド コース エクスペリエンスの視察だ・・・。

ウィンブルトン観戦記1へ

TOP