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絵になる町 ハンザ同盟都市の港町巡り
オーダーメイドなら「こんな旅が出来る」という一例です。
ヨーロッパへ、スケッチ目的で出かける方々のモチーフは、人物、風景など様々です。風景の場合、さらに古い城壁に囲まれたヨーロッパ独特の煉瓦色の家並み、ヴェネツィアやブルージュのような“水辺”のある風景、世界遺産にあるような壮大な建造物、ギリシャやスペインのように白い壁の家々など、多岐にわたります。そして、これらのモチーフは、いずれも言葉通り絵になるところばかりで、スケッチにとどまらず訪れるに値することでしょう。
ここでは、港町を中心とした“水辺”がモチーフのスケッチ旅行プランを、個人旅行プランにアレンジしてみました。紹介するベルゲン、ヴィスマール、ハンブルクはいずれも、中世に栄えたハンザ同盟の重要な交易拠点都市として発展した、異国情緒溢れる港町。 その歴史的背景に加え、特にベルゲンのブリッゲン地区及びヴィスマールの歴史地区は、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
これらの町のほか、各スケッチツアーにて紹介する町や村との周遊など、アレンジは如何様にも可能です。ご希望の詳細を添えて見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
ハンザ同盟都市
「ハンザ」は、ドイツの古語で「団体」という意味。都市間を交易して廻る、商人の組合的団体のことです。12世紀頃、北ドイツを中心に国際交易を行うためにハンザが生まれ、交易特権を得るために協定を結んで活動しました。端的にいうと、ハンザ同盟都市は、古くから港を拠点に国際交易を行った都市のことです。
北欧、ロシア、バルト海沿岸、ポーランド、ドイツを中心に広がり、最盛期の15世紀には、200ものハンザ同盟都市が存在したとのこと、中でも、ドイツのハンブルクとブレーメンは自立性を保ち、特に自由ハンザ都市として、かつてのハンザ同盟の名残を今に伝えています。
国際交易が盛んな都市は、いずれも独特の異国情緒を持っていながら、その国の特徴と見事に調和しています。訪れる町の歴史的背景を少し知っていると、その町がより興味深くなり、よりディープな町巡りが出来ることでしょう。
ベルゲン(ノルウェー)|夏のノルウェー・フィヨルド観光の拠点に最適の町
ノルウェー西部のフィヨルドの玄関口ベルゲンは、ドイツ人が商館を建てたことから、ハンザ同盟都市の歴史が始まります。数ある同盟都市の中でも、特に四大重要都市として、古くから君臨する港町です。三角屋根の木造家屋が建ち並ぶブリッゲン地区は、世界遺産に登録されています。ベルゲン以北のオーロラ観測地や、フィヨルドを巡る沿岸急行航路の発着地でもあります。
ベルゲンといえば、フィヨルド観光が人気ですが、気軽にフィヨルドを楽しむなら、ベルゲン発着のナットシェル・パス(鉄道、山岳鉄道、高速船がセットになったパス)を利用すれば、日帰りで気軽にソグネ・フィヨルド観光が出来ます。
このパスは、レイルパス同様、スケジュールにあわせて最大2か月間まで自由に日程を組むことが可能。ベルゲンを基点に、オスロまで移動して宿泊してもよし、途中箇所で下車して宿泊したのち、再びベルゲンに戻るなど自由なプランが可能です。ベルゲン発着のほか、ベルゲン⇔オスロ、オスロ発着があります。
ヴィスマール(ドイツ)
ドイツ北部、ヴィスマール湾に面した天然の良港を持つ港町。
歴史地区の教会や各建築物は、ハンザ同盟都市のレンガ建築を代表するもので、同じくバルト海に面するシュトラールズントとあわせて、ユネスコ世界文化遺産に認定されています。かつて、海賊から都市と船舶を守るため、リューベックやロストックと協定を結び、それが後のハンザ同盟になったとも言われています。
ハンブルク(ドイツ)
北海からエルベ川沿いに100kmほど内陸に入ったハンブルクは、ベルリンに次ぐドイツ第2の都市。旧市街とハーフェンシティ(ハーバーシティ)の新旧が入り交じる港町です。
凝古典様式の赤煉瓦倉庫が建ち並ぶ港めぐりから旧市街への散策は、ハンブルク観光のハイライトです。労働者の食事としてはやったという、ハンブルク・ステーキ(タルタルステーキ)は、町の名前をとってつけられました。近隣のブレーメンとともに、自立性を保った自由ハンザ都市へと発展していきました。
プランのポイント
一例として、KLMオランダ航空利用のプランをご案内します。
このほか、ルフトハンザドイツ航空をはじめ、主に欧州系航空会社利用でプランニング可能な、ベルゲン(ノルウェー)3泊&ヴィスマール(ドイツ)2泊&ハンブルク(ドイツ)3泊の8泊10日間プランです。
見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
ハンザ同盟都市の港町巡り
サンプル日程
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