フィジー

オーダーメイド リゾート

マナアイランドリゾート 7

癒しの楽園 のんびりと時間が流れるリゾート

お客様にご案内するのはヨーロッパだけではありません。当社ではご希望があれば、世界中どこでも手配いたします。しかしながら自分自身が世界中全てを知っているわけではないので、少しでも多くの都市を実際に訪れ、生の情報をお伝えできるよう心がけています。

さて、今年(2005年)はモーリシャスの研修視察に行ったり、ドイツの次のワールドカップ2010年開催地南アフリカを中心に手がけたりと、特に南半球に力を注いでいることもあり、実際に訪れる場所として選んだのはフィジーでした。

すでに多くの日本の方がフィジーを訪れ、「癒しの楽園」としての魅力を感じていらっしゃることと存じますが、実際のところ何が魅力なのかを求め、2005.8.15〜22に行ってまいりました。6泊8日のフリープランでしたので、あえて日程をご紹介するまでもないと思います。最終日のみ空港近くのタノア・インターナショナル・ホテルに宿泊しました。

マナ・アイランド・リゾート

マナアイランドリゾート 3

滞在に選んだのはナンディのあるビチ・レブ島(本島)ではなく、その西側にあるママヌザ諸島のひとつ、マナ・アイランド・リゾートです。「フィジーといえばマナ・アイランド」というくらい、日本人にはおなじみのリゾートでハネムーナーにも人気であり、離島リゾートとしては最大です。

一島まるごとリゾートのOne Island One Resort。各アクティビティや食事などはチェックアウト時にまとめて清算が可能なため、滞在中は財布を持ち歩くことがないのでとても便利です。

部屋のタイプはいろいろあり、フィジーでのヴィラタイプの「ブレ」や、ホテルタイプの建物もありました。私が泊まったのはアイランド・ブレという、ここではスタンダードのお部屋。このカテゴリの部屋にはエアコンがありません。しかし、8月はフィジーの冬の時期ですが日中は30℃近くある典型的な南半球のリゾートの気候でとても快適。日中もエアコンなしで快適に過ごせます(オンシーズンには少し暑いようです、ご注意を・・・)。又室内にテレビがなく、日常を忘れさせてくれる快適な空間です。悲しいことにパソコンを持って朝晩は仕事をしていたのですが、部屋にはモジュラージャックがないので、海外用モバイルセットが必要です。パソコンを持っていく方はご注意を。

ビーチはノースビーチ、サウスビーチ、サンセットビーチと三方に分かれており、サンセットビーチがフロントより徒歩20分かかる以外はホテル施設に隣接しています。日本のピークシーズンに行ったつもりなのに、ビーチにいる人はまばらでとても静かでした(ちなみにホテルは満室だったのです)。多くの人がオプショナルツアーで沖へダイビングに出たり、アイランドホッピングをしていたからでしょうか?欧米人並みに滞在中は毎日ビーチでのんびり、と決め込んでいたので、とてもリラックスできるビーチでした。

日本人スタッフが常駐しており、レストランでは日本食を召し上がることも出来ます。ハネムーナーだけではなく、ファミリー、カップル、どんなスタイルでも楽しめる、お勧めのリゾートと感じました。

8人乗りの小型飛行機

マナアイランドリゾート 4

雷雨のため成田出発が40分も遅れたエアパシフィック航空で、朝ナンディ国際空港に到着。いつもは同業者である現地ガイドさんが出迎えてくれ、すぐとなりの国内線ターミナルまで連れて行ってくれます。驚いたことにわれわれが到着してから国内線の航空券をその場で発券していました。いつも事前に全ての航空券をお渡ししている私にとっては、少し信じられないことです。搭乗の際自分の荷物と一緒に体重計に乗り、その重さを確認した上でチェックイン終了。

搭乗時間になりゲートでわれわれを待ち構えていたのは、8人乗りの小型飛行機でした。これなら、マナ・アイランドまで12〜15分くらいです。せっかくですからパイロットのすぐ後ろの席に座らせてもらいました。離陸をしても海面までは非常に近く、よほど低い高度なのだということがわかります。マナ・アイランドに着くまでの窓から見える環礁に囲まれた美しい島々は必見です。

マナ・アイランドの空港もまたびっくり。広い空き地に砂利を敷き詰めたものが滑走路、ターミナルビル(?)も掘っ立て小屋です。しかしそれはここの常識、普段の考え方が当てはまらないのだと実感しました。

滞在中空港までは歩いていくことが出来、飛行機の離発着の音が聞こえるたびにその様子を見に行けるのも、飛行機好きにはたまりません。

毎日日替わりのアクティビティ

マナアイランドリゾート 5

オプショナル・ツアーの設定は豊富で、アイランド・ホッピング(近隣の島を周遊するツアー)やシュノーケリング、クルーズなどいろいろなものを楽しむことが出来ます。

たいていの日本の方は毎朝ホテルから出発し、昼から午後にかけて帰ってくるという、とても忙しいスケジュールをこなしていましたが、マナ・アイランド・リゾートには滞在中無料で参加できる日替わりアクティビティがあります。ココナッツの葉で帽子作りをしたり、ビーチバレーあり、フィジー語やフィジアンソングのレッスンなど、フィジーならではの体験が可能です。加えて日本の茶道のようなもの、カバの儀式を体験できます。

あいにくフィジーでも滞在中は2日ほど雨降りでしたが、ビーチでなくても楽しめるリゾート、といった感じです。雨が降らなかったら毎日ビーチアクティビティばかりで、このゆったりとした時間の過ごし方を体験することは出来なかったかもしれません。

夕方は毎日がハッピーアワー!

マナアイランドリゾート 6

夕方5時になると、ノースビーチに面したプールバーにさまざまな国のお客様がそぞろ集まりだします。初日は何事かと思って眺めていたら、プールバーのハッピーアワーで、特別料金になるしくみ。日本の居酒屋のタイムサービスのよう。加えてビンゴゲームが始まります。ビンゴになると賞品の代わりに、参加者がベットした1フィジードルが元手の賞金がもらえるのです。最大で70フィジードル(1フィジードル≠65円)くらいになることも。

ノースビーチの波の音と、威勢のいい胴元のおばさんが数字を次々読み上げるこぎみよいテンポに、特別料金のアルコールもすすんで異様なくらいの盛り上がりになります。日本ではこんな賭け事はありませんが、それは海外旅行、特にリゾートならではの楽しみです。

初日は参加しませんでしたが、結局その雰囲気の楽しさに惹かれ、毎日参加していました。

どのリゾートにも非日常を求め行くわけですが、フィジーの人たちの陽気な「ブラ!」という挨拶と、ハワイアンソングにも似たフィジアンソング、アジアのリゾートとは違うさらっとした気候、そしてやはり時間がゆったりと流れているようで、「癒しの楽園」という言葉をそれこそ肌で感じた6日間でした。

当社はマナ・アイランド・リゾートに限らず、フィジーの全てのリゾートを、オーダーメイドならではの細やかさを持って手配いたします。

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